ジョン・ケージの名言
[1912.9.5 - 1992.8.12]
アメリカ合衆国出身の作曲家、音楽理論家、芸術家、哲学者。実験音楽家として、前衛芸術全体に影響を与えた。著書は『サイレンス』『小鳥たちのために』『音楽の零度――ジョン・ケージの世界』等。
If someone says can't, that shows you what to do.
もし誰かが「できない」と言ったなら、それは、あなたがなすべきことを示しているのだ。
I have nothing to say/ and I am saying it/ and that is poetry/ as I need it.
何も言うべきことはなく、そのことを言っている。つまりはそれが詩であって、必要としているものなのだ。
We need not destroy the past. It is gone.
過去を破壊する必要はない。それはもうないのだ。
Until I die there will be sounds. And they will continue following my death. One need not fear about the future of music.
死ぬまで音は鳴っていて、死んだ後も続くだろう。未来の音楽を案ずることはない。
Art's purpose is to sober and quiet the mind so that it is in accord with what happens.
芸術の目的は、起きていることに調和するよう心を落ち着かせ鎮めることだ。
I can't understand why people are frightened of new ideas. I'm frightened of the old ones.
なぜ人々が新しい考えを恐れるのか分からない。私は古い考えの方が怖い。
As far as consistency of thought goes, I prefer inconsistency.
思考の一貫性に関するかぎり、私はむしろ一貫性のなさの方を好む。
I am trying to be unfamiliar with what I'm doing.
私は、自分のやっていることに慣れぬようにしている。
The world is teeming; anything can happen.
世界は豊かだから、何でも起こりうる。
There is poetry as soon as we realize that we possess nothing.
何も持っていないことに気づいた瞬間、そこには詩があるのだ。
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